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NHK教育テレビが時短放送 [環境問題]

冷え続ける景気に、冷水をかけ続けるような意味のない記事であふれかえる新聞各紙ですが、本日、テレビで異変が起きていることはご存じでしょうか。

現在、NHKの教育テレビが放送していません。

【NHK 地球エコ2008】 http://www.nhk.or.jp/eco2008/etv/

なんでも地球環境を考える1日ということで、教育テレビの放送は12時30分から21時30分までだそうです。常日頃,現在の環境問題への熱狂に対して批判的である私としては,日本人の環境中毒もここまできたかと思わず笑ってしまったのですが,ただこの放送中止の取り組み。非常に画期的,かつ大きな変化への先駆けとなるかもしれません。

ご存じのように,民放各社は軒並み経営が苦しくなっています。赤字に転落しているところも少なくなく,その影響から大物タレントが次々に「リストラ」されています。

この不振の要因は,地上波のデジタル化に伴う巨額の投資もそうですが,広告収入を基本としたテレビ局のビジネスモデルが行き詰まりをみせたことにあると言われています。不況に加え,ネット広告に代表される広告媒体の多様化は,プロモーションの王者であったテレビ広告の地位を大きく揺るがせています。

さて,環境問題というのはしばしば,このような企業の取り組みに大きな「口実」「大義名分」を与えてくれます。例えば環境への配慮を口実に,ホテルでは個装シャンプーが激減し,ボトルタイプが当たり前のようになってきました。これはホテルにとってみれば,大きな経費削減効果が期待できます。また、これは大変酷いやり方だと思いますが,ある自動車メーカーや家電メーカーは,CO2の削減効果が大きいから製品を買い替えようというキャンペーンを行っています。環境問題は多くの人にとってノーとは言えないテーマですから,企業にとって便利な代物となることがあります。

これをテレビに当てはめるとどうでしょう。放送時間の短縮は,テレビ業界にとってはなかなか踏み込めなかった問題ですが,環境という大義名分を掲げれば堂々とできます。広告枠が埋まらないのであれば,番組自体をなくしてしまって経費を削減させることもできます。番組がなくなれば…。リストラも加速させやすくなるかもしれません。

それはさておき,午前中一杯放送されない局がある。これは非常に新鮮です。
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コメント 5

frifritom

はじめまして、検索からきました
今日の教育テレビは、最初故障かと思ったのですが
事情がわかって笑ってしまいました。
本当に環境の為と思ってるなら、まぬけというか、こっけいですよね。
実際は、単に年末休暇取れる職員を増やす為の策だと思います。
by frifritom (2008-12-29 11:26) 

ドクター

frifritomさん

コメントありがとうございます。
私もてっきり故障かと思いました。真偽のほどはわかりませんが,記事にも書いたとおり,近年「環境」は魔法の文字になっています。ご指摘の職員の休日増作戦もあながち間違いではないかもしれませんね。
by ドクター (2008-12-29 13:04) 

FAD

確かに「新鮮」ですがこの違和感はもう少し踏み込む必要があると思います。自分のブログにもいろいろ書きましたが、この時期、その手段を持ちながら内需拡大に貢献しようとしない「公務員」は税金ドロボーではないでしょうか?(TBさせていただきました。)
by FAD (2008-12-29 15:12) 

ドクター

FADさん

コメント&TBありがとうございます。

だからこその「魔法の言葉」だと私は思うのです。環境の大義を掲げれば,多くの日本人はそこで思考停止してしまうのです。最後の一文だけではなく,是非全文を読んでみてください。ポイントは「新鮮」ではありません。
by ドクター (2008-12-29 15:25) 

FAD

ドクターさん
乱入した私の一文への丁寧なコメントありがとうございます。そうですね、本題は「魔法の言葉・環境」でしたね。
以前、「現代の免罪符」という視点でグリーンウィークなるものを取り上げた駄文を書きました(URLご参照ください)。最近はさらに進んで、実は世界不況の原因のひとつになっているのかもしれないと疑い始めました。製造業に勤務して先週から「休業」に入っている私の実感です。このあたりについて、一度学術的な検証をお願いできればと思っています。
by FAD (2008-12-29 17:35) 

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